現実の2種類
Posted on, by | 4月 1, 2000 | Aoyama | No Comments
とても些細な事柄から無限の世界へ突き進んでいく時の昂揚感、漠然とした物事への焦り。そんなワクワクやドキドキを私は最近感じることが少ない、と言うか無い様な気がする。特に、田舎から上京し東京で「何か」を見いだそうとしている若者としゃべったりすると、とてもその思いは大きく感じ始める。
若者たちの物事への期待と新鮮な驚きは、何ごとにも疑う事を知らない真っすぐな感じがとても眩しい。これから起きるであろうやっかいな事を考えると、私は刹那すら覚えてしまうのである。
人の心配をする程、私はお人好しでも無い方だとは思うけれども、やっぱり目の前で挫折を垣間見て、諦めて大人になっていくその姿は何度経験しても悲しい物だ。
ここで、大きく分けると人は2種類の人種に分かれる事を私は発見した。
まず、
夢で現実を生きて行くタイプ。
と、その逆、
現実を生きつつ夢を実現させて生きて行くタイプ。
あまり、変わりの無いように感じると思うだろうが、これはとても大きな違いがある。
人にはやはり、いろいろな考え方があるもので、それらの現実を呑み込めない人、もしくは理解できない人もその中にはいる。そんな人は前者になるわけなのだ。
それはそれで、その行動や考え方が美しかったりなんかしてしまう様な気がする。ただし、それはもともととても恵まれている人だから出来る生き方なんだとも思う。
私的には後者:夢を実現させて生きて行くタイプ:で在りたいと思う。
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