Berlinの夏

Posted on, by | 10月 1, 1998 | | No Comments


てつ壁の崩壊から10年、1999年には首都がボンからベルリンへ移る。同時にユーロマネーも始まり、市内いたる所で開発工事が推進され、何十基ものタワークレーンがまるで遊園地のアトラクションのように旋回している。以前、壁のあった所も最新建築デザインのビルの城壁ができつつある。反面、ベルリンの中心部から起こっている都市開発計画は学生やストリートを基盤とするアーティストやクリエーター達の活動にも影響を及ぼし始めている。とあるビルの壁面いっぱいに [REALITY CRASHES MY BRAIN!]と描れていた。
首都が移る。政府関連機関だけで20万人の人間がおしよせてくるという。あとに各国の大使館や企業が続くだろう。ヨーロッパで最大級のメガロポリスの誕生だ!
「20世紀最後の再構築リミックス都市ベルリンってどうなるの?」
「わからない、、、」
「Berlinは20世紀最後のNEWBABYだ!いろんなことが起こるだろうけど、俺達もアートも最初から参加したい!そのためにいま出来ることをやっているんだ。」Patric「Radio berlin」
「ラブパレード行った?」
「ありゃただの観光イベントだよ!」
Berlinの夏は10時にならないと陽が沈まない。日中の日射しとはうって変わって肌寒くなってくる。昼はTシャツ夜は皮ジャンのかんじだ。
旧東ベルリンのMitte地区のハルクシャーマークト駅。この周辺はまだ開発が進んでなく、街は今だ昔のままの姿を残し、トラムが路地を窮屈そうに走る。
カフェとバーは結構あって何かのんびりしている。友達のダグマーの部屋もここにあってしばらく転がり込む。彼女の話じゃ、夜のMitteにはいたるところにbarとclubがあって、、、。ということは今、一番おもしろいところらしい。
たしかに昼には廃虚にしか見えないところが夜にはズンズンどこからか音がする!店のサインがなくてもトビラを開ければそこはバーだったり、倉庫の中や高架下なんかも開いてるスペースはほとんどクラブやバーと化す!平日から結構人が動いてて夜中の1時が東京だと11時ぐらいの感覚かなぁ、知り合いがいてほんとラッキーだったぜ。
音に関してはやはりベルリンさすがテクノは強い!drum’n bassのかかってるハコも結構あったな、あとは自分らで好きなようにやってるって感じ。かなりハードでコアな所に当たる時もある。
ここでのハードでコアとはジャーマンドロドロハードロックとテクノが入り混じって、DJもバンドも何が何だか分からないほどキマってて、キモチいいからいいや!のノリでプレイしてたり、昔のゴシックホラー映画の曲みたいなのをガレージみたいな地下室で大音響でかけてて、ドクロや悪魔が描いてあるCD付のストリートマガジンを7DM(?\450)で手売してたり、来てる客とかは80’s のパンクみたいのとかが、どっさりいたりして、まだまだがんばってるなーぁなんて、久しぶりに悦んだりもできる。
かと思えばアーティストのオブジェが水槽で泳いでるメンバーズのバーで思いっきりキメた2人組が、科学の実験室でしか出せないようなオタクサウンドをレトロシンセでハマリライブを延々やってて、クラフトワークの原型見てる様な気分になったりもした。ベルリンMitteの夜はTokyoとはまた違った荒削りでルーズなところがかなりキモチがいい。

TACHELES
戦前からある建物をアーティスト達が集まり住み着いてコミューン化。建物の一部は戦時中の爆撃で倒壊したままになっている。当然壁面はアーティスト達のカンバスとなり、広大な敷地内にはサーカスのテント小屋や地上につき刺さったセスナのオブジェ?やタイヤと車のオブジェ?など楽しいものが至るところにある。
夜中の2時半ぐらいに行った時は地上階にクラブ1、バー2、ギャラリー1、2階にはイベントスペース(前はスーパーマーケットだったらしい)3階シネマバー、4階はギャラリースペース、が営業していた、見たところまだまだ使われていないスペースがかなりありそうだ。
ちなみに最上階のギャラリーではベルリン中に数字の「6」を描きまくっている作家のエキシビションだった。この「6」はベルリンのホントいたるところでお目にかかれます。
http://www.tacheles.de/

WMF
廃工場跡にあるクラブで、中にはいろんなスペースがある。好きな曲がかかっているスペースで踊ってられる。金曜日は大音響テクノガンガン、ここはスキンヘッドがやたら多かった。みんなドロドロ状態。
モニターが4台あってVJがいた。何とそいつはオシロスコープ(音の波形をもモニターに写出す器械)の波形をMixしてた!何でそんなマシンがあるの?すげっ!
あと、ここには中庭があって体育館ぐらいの広さで吹き抜けになってて星がみえる。バーがあってブランコがあって、レゲエを聞きながら朝をむかえる。サイコー!
http://www.wild-site.de/berlin/
http://www.icf.de/documents/allgirlsNET/past/e/ee/e96wmf.html

Radio Berlin
Patrickがやってるアートギャラリースペース。
彼のネットワークはかなり広くてエキシビションのオープニングパーティのときはいつもみんな楽しそうだ。いろんなアーティストの作品があってショップにもなってる。
奥の部屋に音楽スタジオを作るといってサウンドエンジニアオリジナルの巨大なミキサーをセッティング中!できたかなぁ?

Berlin Tokyo
アーティストエキシビションスペースプログラムは毎週変わっているようだ。夜からはDJ、バンドのgigがある。名前のとおり日本人のアーティストのショウもやってる。「TOKYOから来た」と言ったらフリーパスになった。ありがとう。

ドイツやBERLINのテクノ情報はTECHNOカルチャーHOMEPAGE
http://www.goethe.de/techno
を見てみましょう。

Special Thanks for Dagmmer & Rota, Patric [Radio Berlin]
Christy & Christina [Tour de Salon], Irona, Captain Space Sex
and all friends
Report by Mariana:66B Tetsu:Cell

Share

Comments

Leave a Reply