Metamorphose

Posted on, by | 10月 1, 2002 | | No Comments

Metamorphose 母なる大地のお父さん、富士山でメタモルフォーゼが行われるのは今年で3回目。今年5月に来日したジェイムス・ペニントン(サバーバンナイト/UR)が大阪に行く前夜、初来日した他の構成員に「新幹線で大阪に行く時、右の方に見える富士山は最高だぜー。でかくて、そしてきれいだ。とにかくスゲーんだ。ウォー!!でも帰りは左。ウォー」と言っていた。俺なんかは山しかないところで生まれ育ったから、海見ただけで人におかしいとよく言われるくらい興奮してしまうが、彼はまさしくそんな感じだった。それはきっと迫力だと思う。そしてあの安定感……。まるで富士フェチのようなので、ついでだが、去年は虹を演出してくれ、今年もいい天気を与えてくれたお父さんにみんなで10点あげときましょう。
 で、今年も前夜に催されたBBQからスタッフ、出演者たちが盛り上がる。4日前から入ってるスタッフたちもこの頃には大分落ち着けるのか、ゆっくりと楽しんでる感じだ。出演者たちも結構いて、明らかに「もう今からメタモルフォーゼ始まってます」って言いそうなくらい楽しんでいる。恐らくこの時の空気がそのままパーティー自体につながっているんじゃないかと思う。料理が音楽に替わり、数千人の友達が全国から参加しに来るのである。素晴らしいことだ。そんなパーティーのオーガナイザー、Mayuriさんのインタビューである。インタビューと言うより対談みたいになってしまった点、ご了承頂きたいが、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 ──今年のメタモルフォーゼの感想を聞かせて下さい。
 良かったですよー。天気も良かったし、何の問題も起きずに終わったし、お客さんも去年より増えたし。

 ──お客さんの方も、誰々が出てるからこのエリア、とかじゃなくて、自由に楽しんでる感じが全体の空気としてあって、それが集客数を増やしている理由の一つだと思うのですが。
 そうですね。メタモルフォーゼに来るお客さんは他のレイブに比べていい意味で大人しいですね。だから警備とかすごい楽ですよ。

 ──去年は警備員の方もガンガン踊っちゃってましたしね。何よりもスタッフや出演者たちが楽しんでいると、見ているこっちが気持ちいいですよ。そういうフランクな環境も、1回目2回目があったからこそだと思うのですが。
 そうですね。1回目はとにかく大変でした。私とか、素人に毛の生えた感じでしたから。屋外パーティーだとクラブでは起こらないこととかありますからね。すごい貴重な要素ですけど。

 ──2回目のメタモルフォーゼからは会場を移されましたが。
 DJとしてはレインボー2000で出演してましたが、やっぱりパーティーをオーガナイズするとなると初めてのことなので、いろいろと手探りな感じでしたね……でもおかげでいろいろ見えました。今年は去年より1カ月早いのもあって、何かあっという間って感じでした。

 ──MayuriさんはこのパーティーにDJとしても出演されてますが、オーガナイザーとして、DJとして、メタモルフォーゼを通して伝えたいこと、表現したいことは何ですか?
 いい音楽を、いい場所で、いい音で聞いてもらって、とにかく気持ち良くなって楽しい時間を過ごして欲しいです。メタモルフォーゼというフィルタを通して様々なことを感じてくれればうれしいですね。それはオーガナイザーとしても、DJとしても同じです。

 ──今年の夏は他のパーティー(レイブ)には行きましたか?
 いろいろ行ったよー。HOTAKAで花摘んで首飾りとか作っちゃった。(一同笑)

 ──今後の予定は?
 決定は何もしていませんが、今後のことはいろいろ考えてますよ。お客さんが大幅に増えるのなら2日間にしてみたりとか、ステージ(エリア)を一箇所増やして3ステージにするとか。DJも○○……。

 ──それは書けません(笑)。来年の発表に期待しています
 可能な限りやりたいと思ってます。

 インタビュー文中に「いい意味で大人しい」というところがあったが、みなさんはメタモルフォーゼのトイレがきれいだと思ったことはないだろうか?そういうのも“大人しい”ということなんじゃないかと思う。常にみんなが参加しやすいようになるのは、まず自分自身の“グルーブ=ヴァイブ”などを、様々な姿、形をしている害虫どもから枯れることのないようしっかりと守ること。そしてその時、その場所で多数生まれている偶発的な様々な物語の登場人物たちとダンスを繰り広げる時だとよく勝手に確信して、はまれば楽しいけど外すと辛い。それは偶然かもしれないが自分のせいだ。でも、まるで冗談のような時間とは無責任な言い方になるが、今の政治家、官僚、よその国を荒らす大企業たちよりはよほど信用できるし、何より安心していられる。その時間はパーティーじゃなくても続いているのである。だから与えてもらうだけじゃなく、その偶然たちとたくさん出会い、話をして、ダンスして、己のグルーヴ・ヴァイブをどんどんこのパーティーにまいて行って欲しい。そして毎年毎回でも出会えれば最高だが、1回でも出会えるのであれば、その時その時みんなで確認しよう。正解なんてものはない。自分のまいた種は太く強くなって行くだろう。そしてそれぞれがあらゆるタイミングで“メタモルフォーゼ”していれば、日本は、世界は、宇宙は……。

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