元始夜の街は活気と刺激に満ち溢れ、そこへ集まる人々はかすかな危険の香りと猥雑な雰囲気の中で、酒を呑み体を動かし未来を模索していた。

たまには争いもあるが、確かにそこには新しい出会いやクリエイティビティが存在した。若しかしたらそんな処だから、そういうものがあったのかもしれない。

昨今、事関して夜遊びは、そのスタイルが形の上だけで体系化され、因習化し、いい意味でなくコナれてきたように思える。今では色々な手段で入手可能なクラブ情報を手に、それとない場所をチョイスして、ヤバめのDJの音に何となく感激したような気分になって、何となく行かなきゃと思うようになって…。それを繰り返しても、もはや何も生まれないのではないだろうか。

ここへ来てSPEAKもまた、その体裁だけはこじんまりし、これもいい意味でなく平たくなってきた。そしてここに、よりラディカルで、鋭利でいるために、「ナイトクラブ大改造計画」を旗印に、多少の粗削りなエッジは省みず、我々のより良い空間の在り方を考えて行こうと思う。人々のバイブレーションを、大きな波動へと昇華させる、これはほんの小さな一歩である。

“いつもどこかで朝が始まってる”
といったのは谷川俊太郎だったが、勿論同じようにどこかでは夜も始まっている。だが遊び(ここで言う“遊び”とは、いわゆるクルーズ系のそれである)には朝も夜もない。趣向や仕事や年齢、身長体重に至まで全然違う我々は、その人に応じて遊ぶ時間を自由に決められる。
“アフターアワーズ”そんな気の利いた空間。そのまま続けてお昼まで、前の日は早く寝て始発で、それは本人せ。特に今の季節は、すがすがしい空気の中、“アフターアワーズ・アフター”を愉しむことも可能だ。自ずから様々なテンションの人々が一堂に会す、“音”という一つの共通言語の許に。こんなボーダーレスな空間の中から、何か新しいセンスが生まれる予感がする。人々の持つ種々のテンションの衝突によって。
“アフターアワーズ”その概念から要チェック。まずはそういう気持ちで“アフターアワーズ”に臨んでみてはどうだろうか。


Tokyo After Hours Guide

maniac love
もうずっと前からアフターアワーズをやってる。日曜の朝、10時ぐらいまでで、朝だっていうのに、テクノでみんなガンガン踊ってる。外はおもいっきり朝なのに、中は真夜中と変わらない!このギャップが面白い・・・。

LOOP
日曜の朝、お昼ぐらいまで。今月のDJはSPEAK SCHEDULE ページを参照。HOUSEで朝から踊りたい人、まだまだ踊り足りないという人は行ってみよう!

MO
エレクトロニックカフェの跡地に出来たMOでのアフターアワーズは、土曜の夜がそのまま延長たような感じで8時ごろまで。アフターアワーズというより、そのまま、といった感じ。

GEGEGE no OZ
24時間営業のこの店は、アフターアワーズもすごい・・・。毎週土曜、日曜は朝6時から夕方までアフターアワーズ、ウィークデーは朝10時から夕方6時までトランス喫茶営業。トランス喫茶では、インディアンカレー、日替わりでパスタやサンドウィッチが食べられる。チャイ(カルダモンなどの香辛料の入ったインドの甘〜いミルクティー)もあって、盛り沢山!夜も夜で、クラブ営業中でもちょっとした食事ができる。まさに至れり尽くせり。

PSY
PSYでも今月から日曜日、アフターアワーズを開始。昼の2時から夜8時まで。しかし晴れの日のみ!とのこと。先月LOUNGE STYLE の特集で紹介したこのクラブは、「空間」を愉しむこと、「リラックス」をモットーとしている。音楽ジャンルはARTCORE, LOUNGE, JUNGLE, AMBIENTが主。

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