時の流れのままに、、、。

Posted on, by | 12月 1, 2000 | | No Comments

前回のあらすじ。
良平はメールにて変なメッセージを受け、ある女性から なにか大金が転がり込むような話が、、。
そのキーになるフロッピーをとりにいくことになり 期限夜中の3時までに新宿へそのフロッピーをもっていかなくてはならなかった。約束の場所で良平が待っているとそこで待ち受けていたのは、、、、

第12章

「コンニチワ!」と良平の背後から トーンの低い 男の声がした。
振り向くと そこには歳なら60歳ぐらいの薄茶のよれたスーツを着た男が じっと良平の目を睨んでいた。
「エッ、なんの事ですか?」と良平はしらをきったが、男は何もかも知っているようだった。
「いいんですよ、ここには我々しかそのフロッピーの事を知らないんですから、さあ、どうぞ私の車はあそこです。車の中でお話ししましょう。」そう男は言うと、手を車の方へ差し出し そそくさと歩いていった。
ここまできて どうしよう?でもいかなかったら、、。いや 行こう。と良平はポケットのなかのフロッピーを汗ばんだ 手で軽く握ったまま 男の後をゆっくり歩いていった。
車は黒のセンチュリー 今時の車じゃないが この車はさすがに迫力がある
男は後ろのドアを開ける。
「さあ、どうぞ お疲れでしょう!さあ!」良平は恐る恐る 車の中へ入った。「あっ、ラップトップですネ!」
「そうですよ! さあ、あのフロッピーを、こちらへもらいましょうか!?」
「ちょっと 待って下さいよ! これはとても大切な人からあずかったもんだし、、」と良平はいいだすと男は「いやいや、ハハハハッ、大丈夫ですよ!でもそのフロッピーが本物か、偽物かわからないんじゃ 今の会話も意味がないではないですか、さあ一緒に確かめましょう」男はそう言うと良平を見つめる。
車の中には男と、良平2人きり、男はそんな大柄ではなく いざとなったら良平はこの男をブッとばすぐらいわけはない。そんなにビビることはないと思った良平だった。
「では、ハイ!渡します!」男はゆっくりととフロッピーを 黒いラップトップへ挿入した。
ラップトップはカリカリと音をたてて作動しはじめた。
「ホホーッ!これはこれは なかなかのプロテクトですネ!なにか次のメッセージかパスワードはおもちですか?」と男はいった。
「いや、これだけですよ!もらったのは、、。あっ、それは世界にあけられる人は2人しかいないって、、、。」
良平は嫌な予感がした。このパスワードをもった人は2人。1人はメールの女性、残りの一人はどうやらこの男ではなさそうだ。
でもここで フロッピーをとって逃げたとしても結論がでない。良平はこの男に探りを入れることにした。
「おかしいですネ!オジサン!パスワード知らないの じゃ大金はパーだ!」と良平は男をチャカすように言った
男は「ウーン、私はそんなお金なんか君にくれてやる、私は、私は、、。」
男はなにか悲しそうにラップトップを見つめる

続く、、。

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