時の流れのままに、、、。

Posted on, by | 5月 1, 2000 | | No Comments

前号までのあらすじ
取り引きがあり その物の隠し場所のキーが電話ボックス中にあるからそれを取れ!と良平に 指示がきた。メールの相手は女性66B 何やら40億!良平はそのキーのある場所へ直行した!
あった!あった! 1778!この電話ボックスだ!
「1778!これだ」良平は電話ボックスに近寄り歩いていた。時間は11時47分、、。

第11章
:カギは何処へ:


バイクのエンジンを止め。 周りを見渡し。慎重に電話ボックスへ近ずく良平。
いつもの良平だったら すぐ電話ボックスの戸をあけてさっさとキーを取るのだが 今回はメールで40億と言われさすがの良平も慎重になっていた。
『スパイ映画じゃ無いんだよネ! 上も下も何もないジャン!』
良平はいまだに電話ボックスの外から中を見渡していた。 下も上も 横からも。
最後に残るは 電話帳の中に挿んでいるしかないと 良平は深くうなずきゆっくり電話ボックスの戸を開けてみた。 パラパラと電話帳をめくる間に 『チャリン!!』と大きな音をたてて 電話帳の中から グリーン色の大きなロッカーキーが落ちてきた。
『これだ!』良平は大きな声を思わず出した!
急いでキーの場所を確かめるため プラスチックのプレートの裏を良平は確かめた。
『なんだヨ!これ また渋谷にもどるのかヨ!』
キーの行方は 渋谷西口! また渋谷に行くのかヨと思いつつ 良平は時計を見た!!
もう12時!!約束の時間も12時。
良平は一瞬頭が 白くなった。ロッカーをあけなきゃ!ポケットの中のキー確かめ
バイクのエンジンンをかけてひとフカシ!良平は 渋谷の町を思い浮かべ ギアを 一足に入れた。
ポロポロ駐車していた車ももう道路にはなく ただ 青白い 街灯が良平の行く道を照らしていた。
信号も青、青、青。とても気持ちの良い真夜中の1国だった。
時計を気にしながら良平はバイクを走らせていた。時間は12時10分。
メールの相手が言っていた12時までに、、。を考えていた。
『まてよ!一回家に行って メールあけなきゃだめジャン!メール連絡が来ているかも知れない。
そうだ 帰ろう!』そう思うと 良平は家路へ急ぐのだった。
自宅のドアを開けたのは もう12時40分!良平の考えていた時間より大幅に遅れていた。
『ちくしょう!』誰もいない夜中の部屋で大きな声をだしながら コンピュータのスイッチを入れた。
『こういう時におそいんだよネ!これは!』やがてマックは立ち上がり急いでアクセスした。
『ユーガットメール!!」夜中の部屋に プロバイダーの警告がやたらに響いた。
『これこれ!どうすればいいノ!』良平は楽しみ半分でメールを開けた。
「どうしたの!キーは手に入れたの?もし貴方がもっているのなら早く物をもって私の指定の場所まで持ってきて下さい。新宿のコード!知ってる?クラブなんだけどそこのDJブースの横に私がいるわ! 赤いピアスで
2時までこなかったら私はもう貴方にコンタクトしません。好きにしてください。でも貴方の命は狙われるわよ!覚悟してきてネ!66B」
良平は時間が 2時までになったことに余裕の一服とタバコを一本取り出した。
とっ その瞬間だった。この家に住んでいてこれまでにない恐怖を感じた良平だった。
トイレのほうから靴を踏みにじるような音がした。
@ジリ!!ジリ!@その音は一瞬 静かになる。その音は良平の気配を感じたのか音が止んだまま良平の気配を静かに伺っているようだった。
良平は心の中で「誰!なんで!ドアはカギが締まっていたのに!なんで!誰かいる。」
困惑のまま良平は コンピュータを静かに消した。
まてよ!こいつは誰であろうとこのメールを開く!いやもう開いているのかも知れない。
いやこのまま 出よう!良平は 吸いかけのタバコをゆっくり 消して玄関のクツを選んでる振りをした。
トイレの中には誰かがいる。そう確信した良平はクツを手に取ると 急いで外へ駈けでた。
『フーッ!なんだよ この気持ち悪さ!恐怖って言うのはこんな感じだ!』外にでた良平は玄関の方をを確かめ誰も追ってこないの確認するとまだ余裕の良平だった。
ところがポケットのなかのキーをもう一度確認すると!
『あっ!バイクのキーがない!』その後及んでにいそいそと家へ戻るわけにはいかず肩の力を落とすのだった。『あ!金!』サイフも忘れた良平だった。『ちくしょう!金が無きゃどうしようもない!もどるか!』良平は大きなため息をついた。夜中の自宅の窓が光々と明るく 道路を照らしていた。
窓を見上げながら良平は決心を固めていた。

次号へ続く。

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